旅行記
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 - [1]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/26(月) 22:57:33)
-  ここではないどこかへ 
- [20]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 01:44:21)
-  おいおいおいおぃちょっとまて 
 
 これなに?リアルタイム?
 
 いや違ってても是非読みたいんだが
- [21]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 11:53:01)
-  >>20 
 リアルタイムじゃないごめん
 ずいぶん前の話
- [22]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 11:55:58)
-  次に行くときは市場でマンゴーを買って持っていった 
 市場と言っても露天の人たちが地べたにちょっと並んでいるだけ
 フォーオファリング、フォーテンプル、プリーズ
 と言うと一番おいしそうなものを選んでくれる
- [23]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 11:58:17)
-  挨拶は会釈の代わりに軽く頭を下げて手を合わせる 
 丁寧にしたいときは
 ハリボル
 ハリクリシュナ
 ナマビシュヌ
 ナモナラヤン
 などの中から好きなのを選んで添える
- [24]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:03:48)
-  同じように路地を伝って 
 祭壇に儀式を執り行っているところがあったので中へ入る
 
 井戸か水が溜まってる涸れた噴水みたいなところがあるのでそのへんで手を洗い口をすすいでおく
 寺院の部屋に入るときにはサンダルを外で脱いで
 外国人だから立礼でいいと思うけどいちおうひざを折って頭をつけて一礼する
- [25]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:05:02)
-  端っこに立つ 
 会衆は俺一人
 
 投げてくれる花びらも
 振りまいてくれる水も頭を下げて受け独り占め
- [26]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:08:25)
-  儀式(←「プージャ」)が終わった後 
 近づいていってハリボルを繰り返しながらマンゴーを差し出す
 
 にこにこ受け取ってくれて
 水で清め
 祭壇に置き鈴を振りマントラを唱えてお供えしてくれた
- [27]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:12:16)
-  その日はサルの被害に遭遇 
 女の人二人連れの一人が布製の小さなショルダーバッグをかっさらわれていた
 サルは塀を伝って逃走
 てくてく平和に後を追う
 
- [28]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:15:32)
-  サルは高い塀の上でバッグの中を覗き 
 かきわけ
 たぶんチュクという果物を見つけそれだけ持つとあとは下に放り捨ててどっかへ行った
 
 塀の下でショルダーバッグや財布や数珠などを拾い
 女の人に一礼して渡す
 拾っただけなのにとても感謝された
- [29]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:17:40)
-  なるほどなと思う 
 サルは食べ物しか興味ないので
 追い立てたり騒いだりしなければどちらにとってもどうってことないのだった
- [30]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:22:59)
-  そのトリプル聖地のすぐ裏に 
 ガンジス川と並んで聖なる川とされている川がある
 そこへ向かう
- [31]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:25:07)
-  道がわからない 
 見つけた市場の
 市場の人に川の名前を一生懸命連呼して行き方を教えてもらう
 歩いて行く
- [32]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:27:34)
-  突然開けた場所に出て 
 だけど川がない
 
 よく見たら小川が流れていた
 季節で渇水していて水深はちゃぷちゃぷ程度
 ほぼ河川敷
- [33]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:31:26)
-  ガンジス川と全然違って 
 人もほとんどいない
 
 でもいる人はみなサンダルを脱ぎ水に花を撒いたり果物をお供えしたり
 水に入り頭に水をかけたりしている
 大きな声で呼びかけて川の名前を疑問形で言ってみたら
 大きく頷いて川の名前を大声で返してくれたのでこの川であってる
- [34]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:32:18)
-  サンダルを脱いで水に入る 
 水はぬるくてあたたかかった
- [35]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 12:33:45)
-  ガンジス川は厳しい川だけどこの川は優しい川なのだという 
- [36]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 13:05:40)
-  >>20 
 お礼を言うのを忘れた
 読んでくれてありがとう
- [37]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:06:45)
-  宿泊先は>>8の場所にある寺院 
 
 トリプル聖地は神様たちとそのそばに仕える者たちの場所で
 こっちの寺院はいってみれば神様の小さな家
- [38]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:08:48)
-  祭壇のある本院とその周りに庭 
 夜明けには野生の孔雀がネーオネーオと鳴きながら歩く
- [39]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:12:22)
-  ひんやりした大理石の床とやしの葉で葺いた屋根を持つ東屋が点在し大理石の廊下でつながれている 
 その東屋で数人のグループがそれぞれ自由に神様を讃える歌を歌っている
 ハーモニウムと言う小さなオルガンやカラタという小さなシンバルで伴奏する
- [40]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:14:12)
-  裏庭では草の上に座って先生がみんなに法話を授けている 
 外国人のために英語の同時通訳がついているときも多い
- [41]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:19:06)
-  決まったスケジュールはモンゴラアールティという早朝の儀式だけ 
 本院で4時半くらいかそのへんに行われる
 時間はなぜか毎日未定
 今日は何時からという噂が流れる
 今からだって!
 と緊急通達係が走って回ってくるときもある
 みんなで走って向かう
- [42]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:22:38)
-  急いで行かないと本院がそんなに広くないのであぶれるのである 
 中に入れず外から見ることになる
 
 本院は祭壇のある部屋があるだけでいつも開放されている
 みんなサンダルを脱いで入る
 あとから行くとみんなのサンダルを踏み越えてはいる
 誰も気にしない
- [43]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:26:40)
-  朝の儀式が終わるとそれぞれ瞑想の時間 (自由参加) 
 それが終わるとみんな一日をそれぞれ過ごす
 
 食事は食事場所で並んでもらう
 食堂とはちょっといいづらい
- [44]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:30:10)
-  ステンレスのマイコップを置いてバナナの葉っぱのところに座っていると 
 割り当てをついでいってくれるのである
 ごはんと岩塩の一塊と野菜の煮込みとダルのスープ
 食事を終えたらバナナの葉っぱを洗って所定の場所へ積んでおく
- [45]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:40:35)
-  寺院の宿泊施設なので男女に厳格に分かれている 
 大口の寄進者などで家族で泊まりたい希望の人たちのためには
 厳格に隔離された場所が用意されている
 豪華な施設ではなく石造りの二段ベッド×2が一室である
 (掃除当番で行ったので知っている)
 
 本院内では例外なく男女別
- [46]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:45:20)
-  そうやって一日中自由だけど 
 寺院の仕事を何かやりたいというと仕事はいくらでもくる
 でかい素焼きのかめに水を汲んでおくと冷たい水ができる
 マンゴーを手で潰してその水と混ぜて神様に供えるジュースを作るのもやった
 ジューサーはない
- [47]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:48:49)
-  同室の 
 国では自炊をしていて料理が得意というイギリス人は
 毎日毎日朝早くから調理当番に行っていた
- [48]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:53:30)
-  地元インド人は本院の掃除や買い物やサンニャースの人たちの衣の洗濯などで走り回っていた 
 サンニャースの人たちの衣は神様に供えた物を下げたのと同じようなもので
 間違っても彼らの脱いだサンダルだけは踏んではいけない
- [49]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 20:55:28)
-  だけどサンニャースの人たちはみな親切で優しく 
 ただの旅行者の俺にも気軽に声をかけてくれる
 
- [50]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 21:00:10)
-  サンニャースの証のサフラン色の衣 
 身と意と魂の三つ全て神と師匠に捧げた放棄の証のトリダンダとよばれるたぶん2mくらいの長さの木の揃い棒
 トリダンダはサフラン色の長い袋に入れ常時手に持つ
 サンニャース以外は棒に直接触れることも見ることも許されない
- [51]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/27(火) 21:02:21)
-  英語で 
 今日は何をしていますか
 今日は○○をしていますと答えると
 頷いてgood boyといってくれる
- [52]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:08:54)
-  祭壇には神様の像が安置されている 
 アバターラなので神様本人と同質とされる
- [53]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:11:36)
-  同質とはどういうことなのか 
 というととんでもない話になる
 学派最高の人たちがどんなに説明してくれても普通人にはさっぱり理解できないので省略
- [54]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:15:32)
-  こちらの寺院の神様の像は大理石で美しい姿かたちをしている 
 プロの神像職人が作っている
 大理石は模様があるので彫っているうちに顔のところに模様が出るとやり直しになる
 だから神像を注文して、いつできあがるかは神様次第
- [55]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:19:24)
-  トリプル聖地の小さい寺院や庵の祭壇の神様の像は木製が多い 
 石もあるけど木も石も色というかペンキが塗られているので石の種類はわからない
 たいてい細い
 見た目はどう見ても庵の人の本人メイド
- [56]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:25:22)
-  >>54の神様の像はまとっている服も豪華で 
 女の信徒の人たちによる服工房がある
 毎日儀式のたびに変えて首から下げる花輪も豪華
- [57]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:26:53)
-  >>55のほうは一生懸命さが伝わるという服 
 花輪はもちろん儀式のたびに変える
 
- [58]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:33:14)
-  トリプル聖地なのに寄進はないのだろうかと思ったけど 
 あの地には金は要らない
 あの地にあるのは神様との親密な、いってみれば暮らしなのだ
- [59]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:36:23)
-  花や果物や動物 
 風や光や水
 
- [60]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:37:38)
-  神様と一緒の 
 喜びに満ちた静かな暮らし
- [61]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:42:19)
-  みんなそれを知っているから 
 自分は世俗向けのほうから神様に寄進して恩恵に浴する
- [62]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:47:26)
-  ちなみに神様の像には神様を呼ぶ儀式をして、降りて来てもらわないとアバターラにはならない 
 来てくれないときもあるらしい
 そうすると最初から全てやり直しになる
- [63]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:48:51)
-  像を作るのからだけでなく 
 精進から何から全てチェックが入る
- [64]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 11:50:42)
-  厳しいのである 
- [65]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 12:11:38)
-  サンニャースをとる人がいて儀式があると言うので行ってみた 
- [66]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 12:32:01)
-  この学派の中興の祖は 
 当時最高のバラモンの家に生まれ南インド全域に渡り神童の名をとどろかせた人
 あらゆる経典に通じ十代前半で並み居るバラモン論客を片っ端から論破
 何人も川に沈めかけた
 
- [67]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 12:35:27)
-  昔バラモンたちは最終論争においては命を賭けていた 
 論争に負けたと自ら悟ると、立ち、一礼して川に入るのである
 
 この人もそうして何人も川に沈めかけたんだけどそのたびに論争相手に
 命を捨てず、代わりに自分の師になってくださいと懇願
- [68]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 12:37:18)
-  懇願されてバラモンが断るわけには行かない 
 こうして学派には凄まじい頭脳が集うことになった
- [69]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 12:42:01)
-  当の本人は親の言いつけに従って結婚したけど 
 寺にばかりいてほとんど家にいない
 結局
 ある日神様の名前を呼びながら妻をほっぽらかして家を飛び出し
 そのまま家に帰らなかった
- [70]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 12:45:45)
-  そして修行を重ね資格を得るとサンニャースをとった 
- [71]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/28(水) 14:23:50)
-  >>58 
 なんか涙が出てくる
- [72]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:12:01)
-  >>71 
 ∧_∧
 (   ,,´)
 (     )
 | l  |
 (__(___)
- [73]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:13:17)
-  時間を間違えていたらしくて 
 行ったときには
 サンニャースをとる儀式はもう終わりに近かった
- [74]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:16:40)
-  方形の祭壇に東西南北にパイナップルを置き 
 やしの葉とバナナの葉、果物と花を飾り付ける
 聖火をおこし
 ギー(精製バター)を垂らしてマントラを唱える
 それが2時間ほど続く
 最後にバナナをくべる
- [75]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:18:57)
-  祭司は師であるサンニャースが勤め 
 サンニャースを受ける人はサフラン色の衣に身を包み
 トリダンダと
 サンニャースにのみ授けられるマントラを授かる
 
- [76]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:22:22)
-  行ったときには儀式の最後でもう新しいサンニャースが誕生していた 
 トリダンダを手に師とともに燃える火の脇に立ち、
 自分の過去をあらわすバナナが燃えるのを見ながら、神を讃えるマントラを唱えていた
- [77]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:26:45)
-  彼は白人で、西洋人ぽいおじさんだった 
 本当に嬉しそうだった
 どうして彼はここまで来たのか
 
 とにかく彼は
 これから全てを放棄し神と師に捧げる生活に入る
 家はない
- [78]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 00:32:18)
-  サンニャースは象に喩えられる 
 彼はもう白人でも西洋人でもない
 
- [79]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 12:49:09)
-  宿泊先の寺院に巡礼の一団が来た 
- [80]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 12:50:35)
-  夏の暑い時期以外の8ヶ月くらいずっとインドを巡っている 
 決まったメンバーではなく流動メンバーで誰でも参加可能
- [81]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 12:54:32)
-  一日岩窟巡礼というのに参加したことがあったので 
 へーと思って参加してみることにした
 
 一日岩窟巡礼は朝の儀式が終わるとすぐ出発
 岩窟を巡り就寝時間前ごろに戻る
 岩窟はどこも広く高くどこまでも続いている
 別に神様の像があったり石窟寺院があるわけではない
- [82]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:00:52)
-  巡礼団が出発するときにいっしょに出発 
 俺が参加したときは総勢80人くらい
 神様の像を安置したポータブル祭壇(ヤットラ)を棒で数人で担ぎ
 あとは食料の米や野菜や豆を分けて持つ
 サンニャースの人が一人いた
 
- [83]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:01:53)
-  一日岩窟の長いのかと思っていたら全然違った 
- [84]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:04:10)
-  朝の儀式と法話のあとすぐ出発 
 あとはただひたすらマントラを歌いながら猛スピードで歩く
 日が高くなると暑くて歩けなくなるので昼前まで
 約6時間
- [85]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:08:24)
-  宿泊できる村に出会うとそこで止まって祭壇の安置や泊まる準備や食事の支度 
 小さな学校や広場やみんなのお宅に泊めてもらう
 
 宿泊できる村に出会わないと出会うまで進む
 
- [86]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:09:47)
-  初日で足のまめは潰れ脚は限界 
 
- [87]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:13:34)
-  だけどサンニャースの人が村の村長さんと話をしてどんどん決まっていくので 
 宿泊場所の掃除をしたり井戸で水を汲んだりする
 食事の後ようやく休み時間になる
- [88]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:14:48)
-  全員爆睡 
 サンニャースの人だけはマントラを唱えて瞑想していた
- [89]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:16:06)
-  食事は村の人たちやそこに来た人たち全員にもふるまうのでみんなでいっしょに食べる 
- [90]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:25:49)
-  猛スピードで通り過ぎる巡礼団だけど歌声と楽器の音で遠くからわかるので 
 集落や村から人々がみんな出てきて道端で巡礼団を待っている
- [91]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:30:16)
-  余裕のある人は袋に入れた米を寄進してくれる 
 だけど普通はみんな貧乏なので逆に、金をくれと言う
 金なんか持ってないので代わりにみんなには神様の祭壇から下げた花やお菓子を渡す
 (お供えを下げたものをプラシャーダム「恩寵」という)
 みんな嬉しそうに受け取り手を合わせてくれる
- [92]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/29(木) 13:33:58)
-  すごいと思ったのは 
 白いサリーのおばあさんが道端で待っていて、風呂敷一つで参加してきたりする
 そして2, 3日いっしょに歩いて帰っていく
 本当に巡礼なのだ
- [93]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/30(金) 10:45:15)
-  お宅に泊めてもらうとその村の小学生年齢男子たちが寄ってくる (男女別) 
 洗濯場兼池みたいなところでいっしょに泳いだり仲良くなる
- [94]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/30(金) 10:51:05)
-  巡礼団はそのとき15人くらいが外国人 
 この学派はロサンゼルスとロンドンに外国にいる信徒たちのために別院があるのでそこ経由で来る
 ロサンゼルスネイティヴの黒人もいた
- [95]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/30(金) 10:54:58)
-  子供たちは英語がしゃべれないけど身振り手振りでとりあえずしゃべる 
 俺はジャパンなので
 ジャパンジャパンと言う
 ジャパンに帰ったら手紙をくれと言う
 紙に書く手振り
 名前と住所を教えてくれと言うと
 アルファベットで書けない
 兄貴が書ける。兄貴が学校から帰ったら書いてもらう
 と言う
 全部身振りとブラザースクール
- [96]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/30(金) 10:56:38)
-  午後遅く兄貴が帰ってきて照れながらアルファベットで書いてくれた 
- [97]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/30(金) 11:00:54)
-  その紙は大切にしまって 
 日本に戻ってからすぐ写真を同封して手紙を出したんだけど
 あて先不明で戻ってきてしまった
 
 今でも
 あの子には悪いことをしたと思って
- [98]  名無しさん@tv.1ch  (2021/04/30(金) 11:14:51)
-  早朝のモンゴラアールティは外で行う 
 机や何かで台を調達しそこにポータブル祭壇を据える
 
 ほら貝が響き鈴の音とともに祭壇の扉が開かれ
 サンニャースの唱え歌うマントラとそれに続くみんなの声と楽器の音が流れて行く
 プジャーリが鈴を鳴らしながら神様に花やお香を捧げて行く
 
 祭壇の背後で夜が明けていく
- [99]  名無しさん@tv.1ch  (2021/05/01(土) 11:31:55)
-  この後巡礼団と分かれサンニャースの人について一度トリプル聖地へ戻り、別れを告げ、その後ガンジス川へ向かいます 
 
 ガンガーのすぐ裏手の寺院泊
 腹が減って動けずしゃがみこんでいる人や野良牛や
 祭礼があり、遊行しているサンニャースと巡礼団大結集や
 ガンガーでは増水にあったりしますが
 スレも終わるので旅行記はいったんここで終わります
 
 ありがとうございました
- [100]  名無しさん@tv.1ch  (2021/05/01(土) 12:22:22)
-  終わるのかそらねーだろ 
 
 パート2絶対やってくれ
 
 
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